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応用動物科学専攻関連の研究室が公表した研究成果などです。
Publications from our Department.

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 2026年  CLOSE

Alarm pheromone activates posterior medial amygdala-to-bed nucleus of the stria terminalis projections in male rats
Kobayashi-Sakashita M, Lu MH, Takeuchi Y, Fendt M, Uematsu A, Kiyokawa Y. Neuroscience 593: 78-86, 2026.
ストレスを受けたラットは、仲間に不安を引き起こす警報フェロモンを放出することが知られています。本研究では、その不安が引き起こされる脳内メカニズムの一端を解明しました。獣医動物行動学研究室の獣医学専攻博士学生である小林(坂下)さんと、獣医学専攻博士課程修了生の呂さんの研究成果です。

Development of a quantitative gait analysis in an osteoarthritis rat model using machine learning
Takenouchi S, Minato T, Fukuda M, Kobayashi K, Murata T. J Pharmacol Sci 160(1):59-63, 2026.
社会の高齢化が進む中で、変形性関節症の患者さんは増えており、その治療薬の開発が求められています。その一方で、モデル動物における症状を客観的に再現性高く評価することは非常に難しいです。本研究では、変形性関節症モデルラットの歩容を撮影した動画を用いて自動に分類する解析技術を開発しました。また、これが治療薬への反応性評価に応用可能であることも示しました。引き続き、動物実験の最適化と効率化を目指した技術開発を進めます。放射線動物科学・獣医薬理の竹ノ内晋也さんの研究成果です。

Dual transcriptome analyses of a non-healing chronic Leishmania donovani infection in mice
Goto Y, Yamagishi J. Parasitol Int 111:103189, 2026.
内臓型リーシュマニア症(VL)では、貧血・脾腫・肝腫など様々な症状が見られます。これら症状は病原体が様々な臓器に感染することに起因しますが、一方で病態形成機構が症状によって異なることも明らかになってきており、臓器特異的な免疫応答の存在が示唆されています。
  そこで、VLの原因となる寄生虫Leishmania donovaniに感染したマウスにおける、脾臓・肝臓の遺伝子発現について解析を行ったところ、これら2臓器では感染による遺伝子発現変動のパターンが大きく異なることが明らかとなりました。一方で、臓器特異的な宿主免疫応答の存在にもかかわらず、寄生虫の遺伝子発現は臓器間で大きな差異が見られませんでした。
 これらの成果は、VLにおける病態形成機構の理解を進めるとともに、抗寄生虫薬の開発戦略にも貢献するものと期待されます。応用免疫学研究室と北海道大学・人獣共通感染症国際共同研究所との共同研究です。

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C 2025 応用動物科学専攻広報 担当