ARS_header

応用動物科学専攻関連の研究室が公表した研究成果などです。
Publications from our Department.

Google Scholar で見る / View at Google Scholar
> 原著論文 / Original Papers  総説・図書など / Review etc
 
> 2024年
> 2023年
 2022年  CLOSE

骨髄異形成症候群(MDS)における異常スプライシング機構
片岡直行 生化学 94(6):797-805 (2022)
mRNAスプライシングの分子メカニズムの紹介と、骨髄異形成症候群での異常スプライシングのパターンとその発症機構についての総説。細胞生化学研究室の片岡先生による成果。

人工知能を用いた動物行動解析技術のこれから
坂本 直観、村田 幸久 日本薬理学雑誌 157(2):156 (2022)
現在報告されている画像や人工知能を用いた動物実験の行動解析手法について、放射線動物科学研究室の坂本直観さんが日本語の総説にまとめました。

Development and application of animal behavior analysis system using video images
Sakamoto N, Miyazaki Y, Kobayashi K, Murata T. Translat Regulat Sci 4(1):25-29 (2022)
放射線動物科学研究室で開発を進めてきた、画像や人工知能を用いた動物実験の行動解析手法について、総説にまとめました。

腸内細菌由来の生理活性物質がアレルギー性疾患の発症に与える影響について
山本 紗衣、村田 幸久 日本薬理学雑誌 157(1):85 (2022)
近年、腸内細菌の乱れdysbiosisがアレルギーや肥満、自閉症など様々な疾患の原因になると注目されています。しかし、dysbiosisが何を介してこれらの疾患の発症につながるのかは、よく分かっていません。放射線動物科学研究室では、菌が代謝する生理活性脂質の役割に注目して、アレルギー疾患の病態解明と治療法の提案を行う研究を進めています。修士課程の山本紗衣さんが、腸内細菌由来の脂質について、これまでの報告を総説としてまとめてくれました。

Parasitomimetics: can we utilize parasite-derived immunomodulatory molecules for interventions to immunological disorders?
Nagai K, Goto Y. Front Immunol. 13:824695.(2022)
「寄生虫なき病」という本をご存知でしょうか?
 衛生環境の向上に伴い寄生虫に感染する機会が減ったことが、アレルギーや自己免疫疾患などの増加につながったのではという「衛生仮説」が唱えられてすでに30年が経っています。その間、寄生虫そのものや寄生虫由来因子がもつ免疫修飾機構に関する研究が進みました。
  そこで、寄生虫因子の有効利用に関する学問を推進する目的で「parasitomimetics」という新語を作り、その第一弾として関連する過去の研究をまとめた総説を執筆しました。獣医学専攻博士課程・長井さんの成果です。


CLOSE
> 2021年
> 2020年
> 2019年
> 2018年

 

C 2024 応用動物科学専攻広報 担当