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応用動物科学専攻関連の研究室が公表した研究成果などです。
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Access and utilization of host-derived iron by Leishmania parasites
Goto Y, Ito T, Ghosh S, Mukherjee B. J Biochem 175(1):17-24, 2023.
細胞内寄生原虫であるリーシュマニアは、宿主細胞であるマクロファージの性質を改変して外部からの栄養取込みを調節することによって、自身の生存に有利な環境を作り上げています。 鉄はさまざまな生体反応に関わる分子ですが、宿主細胞内のリーシュマニアがどのように鉄を確保しているのか、近年明らかになってきています。そこで、リーシュマニアにおける鉄の取込み機構とその役割について、応用免疫学研究室の後藤教授や応動修士課程学生・伊藤さんらが総説にまとめました。

How does dysbiosis cause allergic diseases?
Suzuki K, Murata T. Nihon Yakurigaku Zasshi 158(1):102., 2023

The development of methods to evaluate experimental animal behavior using images
Sakamoto N, Miyazaki Y, Kobayashi K, Minato T, Murata T. Nihon Yakurigaku Zasshi 158(2):182-186, 2023

Oral route lipopolysaccharide as a potential dementia preventive agent inducing neuroprotective microglia
Mizobuchi H. Front Immunol 14:1110583, 2023
エンドトキシンとして知られるLPSですが、経口投与された場合にはマクロファージコロニー刺激因子CSF1シグナルを介して神経保護性マイクログリアを誘導し認知症を予防します。新奇認知症予防薬としての経口投与LPSの可能性について、応用免疫学研究室特任研究員の溝渕さんが自身の研究内容も含め総説にまとめました。

Pathological roles of macrophages in Leishmania infections
Goto Y, Mizobuchi H. Parasitol Int in press, 2023
病原体進入時に排除する免疫の中心を担うマクロファージですが、しばしば宿主自身に不利益をもたらします。原虫感染症であるリーシュマニア症においてマクロファージが病態形成に果たす役割について、応用免疫学研究室の後藤教授と特任研究員・溝渕さんが総説にまとめました。

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C 2024 応用動物科学専攻広報 担当